今回のテーマは「ecomsの標準化」。
ecomsでは、建築、住宅、建材、プロダクトといった既存のジャンルにとらわれず、暮らしの多彩なシーンで活躍するアルミ製品を開発し続け、その最も核となる製品がアルミ製ミニマル空間t2です。同製品は店舗やオフィス、住宅など、さまざまな用途が可能な上、建築申請の簡便性(建築基準法遵守)や、断熱性等、今までの簡易製品にはない価値を付加し、設計者や施主の課題解決にも貢献しています。今回の展示では、t2はじめ新製品を標準化し、すべてに価格設定をして提案することで、プロトタイプへの紹介に留まっていた新製品の販路を大きく広げることを目的としています。
会場では、新たにリリースされたアルミ製ミニマル空間t²「Ko-nomi(コノミ)」(180万円〜、標準タイプ)と、密閉型喫煙ブース「スモーキングキューブ2」(285万円〜、アルミ製半自動ドアを標準装備)、そして注目の建築構造材兼意匠材・ラチスパネル(1パネル7万円、標準仕様)を展示、紹介しました。
移動可能で、常設でも仮設でも使える「ショップ・カフェ」を提案するt²。「工場で組立てて運ぶだけ」というポイントを強調するため、あえて車に載せて展示し、t²のキーワードである「増やせる、減らせる、動かせる」をアピール。軽やかでスタイリッシュな「Ko-nomi」は、来場者の感性に響いたようで、多くの方が説明に長く耳を傾かれていました。
短工期でリーズナブル、メンテナンスフリー等でご好評いただいているアルミ製喫煙ブースの、新ラインナップ「スモーキングキューブ2」は、扉を付けて完全分煙を実現し、厚生省の助成金制度の条件も満たしました。実際に入られたお客さまは、その明るさと清潔さに口を揃えて好印象を語られました。
「スモーキングキューブ2」にも使用されている「ラチスパネル」は、デザイン性と強度を併せ持つ画期的なアルミ製構造材で、和を感じる意匠材としてのニーズも多いためか、さまざまなお客さまから質問をいただき、その注目度の高さに手応えを感じました。
会期後半は生憎の雨天で、会場全体は従来に比べて来場者数は少なかったものの、ecomsブースは新製品目的のご来場客も多く、連日の大盛況でした。
ご来場いただきました皆さまには、心よりお礼申し上げます。
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