開発者の声

ecoms設計担当者 大塚善史

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「耐震シェルター」の開発

ecoms設計担当者 大塚善史

ecoms 設計担当者

大塚 善史Ohtsuka Yoshifumi

2006年入社以来、建築関連の開発を務める。
t2開発には2011年より、
耐震シェルターには2013年より従事。

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開発のきっかけ

1995年の阪神・淡路大震災は未曾有の被害を地域にもたらし、命を落とされた方の大多数は家屋の倒壊によるものでした。
家屋の耐震強化への意識が高まるなか、2013年、大阪商業大学・東大阪市をはじめとする減災街づくり研究会からの依頼を受け、文化住宅の耐震化にSUSのアルミニウムプロジェクトのひとつ「t2」を活用できないかという話が立ち上がり、それが開発の契機となりました。

低コストを実現

4年をかけた振動試験のなかで1平米当たり900kgの載荷量に耐えうることを確認。京都大学防災研究所でも、その有効性は実証されました。しかし、アルミニウムは高価なため、いかにコストを下げるかが課題となります。そこで考え出されたのが表面材にカラー鋼板を使用すること。さらに専用型材を製造せず既存の軽量型材を使用することで開発コストを抑えることができました。

東京都の耐震基準をクリア

完成した耐震シェルターをリリースするに当たり、第三者機関の推薦が必要となりましたが、2017年、パネル式耐震シェルターは、安価で信頼できる耐震工法・装置として、東京都の耐震基準に適合、認可され、その問題をクリアします。既存家屋の居室内部に、人命救助を目的に造られたこの耐震シェルターを、開発者としても大いに胸を張って推薦してまいります。

お客様の声

A

築40年の木造家屋です。材料を2tトラックで運び入れ、生活を妨げられることもなく、設置はほぼ1日で完了。すぐ住めるようになったのには驚きました。窓や押入もそのまま使用できます。パネルには断熱効果があり、以前より快適な住まいになりました。安全という安心感は何物にも代え難く、実家の両親の家にも、ぜひ取り入れてあげたいと考えています。

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