[テーマ] アルミによる廃校の再利用
近年、地方の過疎化、市街地の空洞化による人口の偏在に少子化が加わり就学者が減少し、山間地域、都心部での休校、廃校が増えています。1992年度からの16年間に廃校となった公立の小、中、高等学校は、全国で4,568校に上ります。一方、廃校となった学校施設のうち、推定で約6割が転用、再利用されています。その原因として、校舎が空間的にさまざまな機能に適応しやすいということが挙げられますが、それ以上に、誰もが持つ「学び舎」への思いが建築物の存続へのもととなっているように思われます。
今回の対象は、福島県須賀川市の山間部にある旧・市立東山小学校の校舎です。現在、SUSが市から借り受け、自社の研修施設として活用していますが、一部が老朽化し十分に機能せず、増改築する予定です。将来における宿泊も可能な施設利用も考慮に入れ、研修施設としてのサポート機能を、周辺の自然環境と融和した快適な空間として、アルミの特性を活かしデザインしてください。さらに、ここで学び育った卒業生の思い出ある校舎が、地域住民の交流の場として地域活性化のシンボルとなるような魅力のある提案を募集します。
なお、諸条件が整う場合、最優秀賞は基本計画として実施することを考えています。
安田幸一
橋本克也
飯嶋俊比古
石田保夫
※対象となる旧・東山小学校の見学は、管理の問題、地域住民への配慮からご遠慮いただきます。ただし、別途、見学会を開催します。

作品の募集期間中に、旧・東山小学校の見学会、アルミ共生建築セミナーを以下の通り開催いたします。(※イベントは終了いたしました。)
見学会は7月31日に開催いたしました。当日はたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
(見学会当日の写真はこちらからご参照いただけます。)